スマートフォンが故障して動かなくなった場合、スマホを修理に出すか、あんしん保証パックのサービスを利用して端末を交換するか、故障を機に機種変更をするかのいずれかを選択されることと思います。
スマホが突然故障した際には、特にデータが復旧できるだろうか?とか、修理費用が高くついてしまわないだろうか?とか、いつからスマホが使えるようになるだろうか?など考えることが多すぎてパニックになるかもしれませんね。そして、さらに一つ忘れてはならない心配ごと。スマホが故障したら、LINEはこれまで通りつかえるの?
今回は、スマホが故障した際のLINEの復旧方法について案内します。
目次
1、スマホが故障してしまったら・・・
復旧方法を確認する
突然スマホが動かなくなってしまったら、「故障した」と思ってしまうでしょうが、念のため本当に故障しているか否かを確認しましょう。
- 電源の再起動
- ソフトウェア更新
以上の作業を行うことで、正常に作動するようになることもあります。
全損か部分故障か?
もしスマホが完全に故障している全損の場合には、速やかに修理・交換もしくは機種変更をするしかありません。
部分的な故障で、一部の機能が使える場合には、少しでも被害を小さくするためにデータの保存やLINEの引継ぎを行っておくことをおススメします。
データの保存ができた場合は、グーグルドライブなど他の端末からもアクセスできる場所に行いましょう。
2、LINEの引継ぎ
修理・交換、機種変更が完了したら、新たな端末でLINEの再インストールを行います。
故障端末が修理され戻ってきた場合
故障端末が修理されて手元に戻ってきた場合には、一般的には端末のすべてのデータやアプリはリセットされています。
しかし、この場合は焦らなくても大丈夫です。
そのままLINEを再インストールするだけで、従来のアカウントでそのままLINEを使用できます。
その際、LINEの友だち(ブロック設定)、購入済のコイン基本的な情報は引き継げることが多いようです。トーク履歴やスタンプについては、バックアップを取っていないと復元できない可能性が高いです。
交換・機種変更の場合
異なる端末への交換や機種変更の場合には、事前の引継ぎ設定ができているか否かによって結果が異なります。
引継ぎ設定がうまくできている場合は、故障端末が戻ってきた場合と同様基本的な情報を引き継いで使用できます。またバックアップがとれていれば、トーク履歴などの復元も可能です。
注意点としては、iPHONEとアンドロイドといった異なるOS間での機種変更の場合は、コイン残高の引継ぎ・トーク履歴の復元ができません。
引継ぎ設定ができなかった場合は、二段階認証にて登録をし直すことで従来のアカウントを復旧できる場合があります(ただし、バックアップを取っていない限りデータの引継ぎはできません)。
二段階認証でのログインが成功しない場合には、LINEのサポートセンターに電話番号やメールアドレスなどを連絡し、アカウントを継続できるように依頼します。
3、故障時に最悪の事態を避けるために
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スマホ故障時に大切なデータが消失してしまったり、友だちの連絡先が分からなくなったりする事態をさけるために、事前に取るべき対応について紹介します。
バックアップをこまめにとっておく
LINEのやり取りのデータ、トーク履歴はバックアップを取って保存しておくことができます。
テキスト形式として保存できるので、グーグルドライブなど万が一スマホが故障しても支障がないところに保存しておきましょう。
パソコンからログインできるようにしておく
LINEはパソコン版アプリも提供されており、あらかじめ設定しておくとパソコンから自身のラインにログインできます。
端末修理中にスマホが使えなくても、パソコンでログインできるようにしておけばメッセージのやり取りを行えます。
4、まとめ
スマホが故障した場合のLINEの引継ぎについて紹介しました。
LINEは乗っ取りや不正ログインが相次いだこともあり、他のアプリと比較してもかなり厳しい認証システムがとられています。
突然の故障の場合は、うまく引継ぎを行えないため、数日間LINEが利用できなくなることも覚悟する必要があるでしょう。
被害を最小限に抑えるには、以下の2点が重要です。
- パソコンでもログインできるようにしておき、スマホが使えない時でも最低限の連絡が取れるようにしておく
- 大事なデータはバックアップを取っておく