スマートフォンを使用していて、電源が勝手に落ちてしまったり、アプリが正常に作動しなかったりと、原因不明でどこか調子が悪いということはないでしょうか?あるいはスマホを水に濡らしたり、落としたりしてしまって、正常に動いているものの故障したのではないかと心配に思われているようなことはないでしょうか?
そういったときには、スマホの故障・トラブル診断を使うと状態が確認できます。
今回は、スマホの故障診断について案内いたします。
▶目次
1、スマートフォンの故障診断
スマートフォンの故障診断について、紹介します。
携帯会社の故障診断サイト
例えばソフトバンクの場合には、「マイソフトバンク」のメニューの中にトラブル診断というサイトがあります。
iPHONE・iPad用のサイトと、アンドロイド用のメニューに分かれています。
ご自身の機種を選択すると、さまざまなトラブルの選択肢が表示されます。
- 電源トラブル
- 音声のトラブル
- タッチパネルのトラブル
などの項目の中からご自身の症状を選択すると解決策が表示されますので、一つひとつ試してみましょう。
iPHONEの場合の診断
iPHONEの場合は、アップルのサイトにある「iOS診断」も無料で利用できます。
アップルのサイトの「お問合せ」にアクセスし、サポートを希望する製品をiPHONEと選択します。
「iPHONEについてどのような質問がありますか?」
という質問と同時に、「バッテリー、電源、および充電」、「メール」、「通話および留守番電話」などの項目が表示されます。
該当する項目をクリックすると、さらに細かな症状の項目が表示されますので、質問に従って回答していきます。
症状がどの項目にあたるか自身ではわからない場合は、検索窓に症状を入力することもできます。
ソフトウェア更新などで解決できない場合、Appleに携帯電話のシリアル番号、システム情報を送信するように案内されます。
メールアドレスを入力すると、入力したメールアドレス宛に「簡易テスト」もしくは「詳細テスト」が選択できる案内が到着します。
故障診断アプリ
Playストアやappストアで一般リリースされている故障診断アプリを利用するのも一つの手段です。
無料で使用できるアプリもありますので、試しにダウンロードして使用されてみてはいかがでしょうか?
「携帯テスト」のように、操作方法が簡単で手軽に行えるアプリもあります。
スマホメーカーのサイトを利用する
シャープやソニーなど、スマホメーカーのサイトの故障診断を利用するのも一つの手段です。
例えばシャープの場合は、セルフチェックアプリがリリースされていますし、ソニーの場合にはホームページにアクセスするとチャットでスタッフの方に相談できます。
2、スマホの故障診断で解決しない場合
スマホの故障診断で、「故障」と判断された場合には修理に出すか機種変更、MNPの契約を行うかのいずれかの対応になります。
ただし、「故障」とは判断されないにもかかわらず、症状が改善しないケースもあります。そんなときには、スマホの不調は別の原因によるものかもしれません。
周辺機器の状態を確認してみる
充電器やイヤホン、メモリーカードに不具合が起こっているケースもあります。
充電器の場合は、別の充電器を試してみるか、携帯電話ショップの充電サービスを利用すれば、他の充電器で正常に作動するか否かが確認できます。
イヤホンや周辺機器の場合には、接続せずに使用した際の状況を確認してみましょう。
Wi-fiの状況を確認する
インターネットに接続できない場合には、wi-fiに不具合が生じている可能性もあります。
別のwi-fiにつないでみたり、LTEの電波を使用したりして、他の電波でインターネットにアクセスできるか否かの確認を行いましょう。
インターネットに接続できない場合は、端末の設定が航空モードに設定されているケースもあります。あわせて確認しましょう。
携帯電話ショップに持ち込む
ご自身でどんなにチェックをしても確認ができない場合でも、携帯電話ショップに来店し確認すると症状がすぐに確認できるケースがあります。
例えば、店頭のスタッフの方は携帯電話の専門家なので、修理に出す前に確認方法や対処方法を把握していることが多いでしょうし、スタッフの方が判断着かない場合には、そのままメーカー修理に出すことができます。
来店する時間がなかなか取れない場合もあるかもしれませんが、ご自身であれこれ試行錯誤するよりも結果的に速く済む場合もあります。
3、まとめ
スマートフォンの故障診断について紹介しました。
スマホを使用しているうちに、不調を感じた場合にはまずデータのバックアップやアプリの引継ぎ設定をしておいてください。
これらの作業を行っておくと、機種変更やMNPを行う際の手続きが楽になりますし、より調子が悪くなった時には作業ができなくなる可能性もあります。
バックアップは日ごろからこまめにとっておくことが重要ですが、携帯電話から何らかのサインが出ているときには特に注意してください。