スマートフォンに以下のような症状があらわれていた場合・・・
- スマートフォンの電源が入っているのに、まるで電源が入っていないように真っ暗になってしまう
- スマートフォンの画面がチカチカして見づらい
そんな時には、バックライトの故障の可能性があります。
スマホのバックライトとは、液晶の裏側から明るい光を発し、周囲が暗くても画面を見やすくするためのものです。
今回の記事では、バックライトの故障について紹介します。
▶目次
1、スマートフォンのバックライトとは
スマートフォンのバックライトについて紹介します。
バックライトとは
スマートフォンの電源ボタンを押したときや、スマートフォンでメールや通話をしている際には、画面が明るく光っていることと思います。
これは、スマホの液晶の裏側のバックライトが作動しているためです。
画面が暗すぎると、周囲が暗いところで画面が見づらいですし、明るすぎると目の負担になってしまいます。またバッテリーの消耗も早くなります。
画面の明るさを調整することにより、適度な明るさで利用することが望ましいです。
バックライトの設定
機種にもよりますが、バックライトに関する設定では、以下の設定が関わってきます。
- 常時ON設定
- 画面の明るさ
- のぞき見防止
バックライトを「常時ON」に設定すると、電源が立ち上がっている状態では常にバックライトが点灯している状態となります。
のぞき見防止・プライバシーモードについては、直接バックライトに影響する機能ではありませんが、左右からののぞき見を防止するために白やグレーのフィルターがかかることから、バックライトの故障と間違われるケースがあります。
また、設定で画面の明るさを暗くしすぎている場合も、バックライトの故障と勘違いされるケースがあります。
2、スマホのバックライトが故障したら
スマホのバックライト故障時の症状と対応について案内します。
バックライト故障時の症状
スマホのバックライト故障時の症状としては、以下の症状が多いようです。
- バックライトが点灯せず、電源を入れても真っ暗な状態になってしまう
- バックライトがチカチカと点滅し、非常に見づらく目に負担がかかる状態になってしまう
バックライトが故障してもスマホは使える?
故障個所がバックライトの実の場合、スマホの本体が故障しているわけではないので動作には影響ありません。
しかしながら、画面が真っ暗の場合にはボタンの位置が目で確認できず、思うように操作ができない状態になってしまいます。
また、バックライト故障の原因がスマートフォンの水没や落下による破損の場合、他の部品に不具合が生じていなくても時間差で不具合が発生してしまい、故障個所が広がる可能性があります。
端末が生きている間に、重要なデータのバックアップやアプリの引継ぎなどの作業を進めておくことを推奨します。
再起動と電池の着脱を試してみる
画面が真っ暗な状態が続く場合に
- 電源の再起動
- 電池の着脱
によって一時的に復旧できる可能性があります。
あくまで、一時的にではありますが、試してみる価値はあります。
ただし、データのバックアップを取られていない場合は、先にデータのバックアップを取られることをおススメします。電源を落とした後、再起動に失敗する可能性もありますので。
バックライトの修理
スマホのバックライトの故障時には、携帯電話ショップにて修理の相談をしてみましょう。
ソフトバンクの場合、あんしん保証パックに加入されている方は安い金額でリニューアル品と交換できるかもしれません。
また、スマホ修理業者でもバックライトの修理を受け付けているお店はあります。
ただし、バックライトの修理は費用も時間もかなりかかってしまうため、あまり得策ではないように感じます。
3、まとめ
スマートフォンのバックライトの故障について紹介しました。
バックライトは、快適にスマートフォンを利用する上で重要な部品です。端末の設定によって故障したように見える場合もあるので注意が必要です。
故障してしまった場合は、以下の手順で対処しましょう。
- データのバックアップを取る
- 携帯電話ショップに修理の相談を依頼する
スマホの故障対応は、故障の兆候が見えたり、小さな不具合が見つかった時にすぐに対処したりするのが、トラブルを大きくさせないためのコツです。